2015-07-15 クライン‐ゴルドン場の交換関係の変形4 場の量子論 「ここで、上の3行目の式は、の形を有するため、クライン‐ゴルドン方程式の関係からゼロになることがわかります」 クライン‐ゴルドン方程式 (2.7) 「それゆえ、は次のようになります」 「また、階段関数を微分するとデルタ関数になります」 階段関数の微分→デルタ関数 「この関係は、微分の逆、すなわちデルタ関数の積分を考えると簡単に理解できます。すなわち、デルタ関数をからまで積分すると0になるのに対し、からまで積分すると、1になって階段関数になるためです」 デルタ関数 積分 ↓ ↑ 微分 階段関数 「一方、上式第2行のですが、この計算には、場を微分すると、運動量密度となる、次の(2.47)式の関係式を用います」 (2.47) 「以上をまとめると、は次のようになります」