ブラケットを読む順番
「横文字の文章を読むとき、ふつう左側から右側へと読んでいきますよね。でも、ブラケットは、逆に右側から左側へと読んでいきます。例えば、ブラケット は、始状態
で始まり、終状態
に終わるというように、右側から左側へと読んでいきます」
ブラケット
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↓
始状態で始まり、終状態
で終わる
(右側から左側へと読んでいく)
「一方、始状態で始まり、散乱を受けた後、終状態
で終わったときは、次のように書きます」
↓
始状態で始まり、散乱
を受けた後、終状態
で終わる
「このとき、始状態が散乱を受けた状態は、始状態にS-演算子
を作用させた状態
であらわされます」
始状態:
↓ S-演算子を作用させる
散乱後の状態:
「要するに、ブラケットは、右側が時間的にもっとも古くて、右側から左側へ行くにつれて、時間的に新しい状態になっていくというわけね」
「まあ、ざっくりいえばそういうことです」