(2.63)
「上式において、場
の全てが過去にいくまで十分に待ったとき、階段関数
は1になるため、
を代入します。また、
のフーリエ変換の式」
「を用いて、(2.63)式を変形してみます」
「ここで、
は、
のエルミート共役(Hermitian conjugate)をとったものです」
「なお、エルミート共役は、Hermitian conjugateの頭文字をとって、h.c.と略すこともあります」
「ここで、(2.63)式において、正の周波数項を消滅演算子
、負の周波数項を生成演算子
とそれぞれ一緒にまとめるのが自然です」
「以上をまとめると、結局
は次のようになります」
(2.64)