2015-08-28 レヴィ=チヴィタの完全反対称テンソルとは 「次に、とした場合の上の運動方程式の具体的な形を見てみます」 「ここで、およびとすると、上の運動方程式は次のようになります」 「って何よ?」 「は、レヴィ=チヴィタの完全反対称テンソルと呼ばれ、次のように定義されます」 「がの順の組み合わせからなる場合は1、また、の順の組み合わせからなる場合は-1、それ以外の組み合わせからなる場合は0となります。このレヴィ=チヴィタの完全反対称テンソルを用いると、ベクトルの外積は、次のように表されます」 ベクトルの外積 「これから、とおくと、となることがわかります」 「これはマクスウェル方程式のファラデーの法則そのものです」