2015-09-29 生成・消滅演算子で表した複素スカラー場のハミルトニアン4 「次に、交換関係から、となり、これを上式に代入すると、次のようになります」 「最後の項は、定数、すなわち古典的なc数であり、これは真空の零点エネルギーに相当します。そこで、この定数項を無視すると、ハミルトニアンは結局、次のようになることがわかります」 「ここで、2種類の生成・消滅演算子、に対して、共通のエネルギーおよび質量が用いられていることが分かります。これから、複素スカラー場のクライン‐ゴルドン場の理論から導かれる2種類の粒子は、同一のエネルギーEおよび質量mを有することがわかります」 複素スカラー場のクライン‐ゴルドン場の理論から導かれる2種類の粒子 (1) 同一のエネルギーEおよび質量mを有する